君の瞳が愛をささやく
「陸くーん?
着いたよー。」


ん…


「ほら、お仕事お仕事♪」


俺の腕がかなりの力で引っ張られている。


「よっちゃん…あと5分…」


頼むからあと少し…


「だーめ!!
ほら、立って!!」


よっちゃんの力で、俺は引きずられるように車から降ろされた。


「ほら、シャキッとしなさい?」


よっちゃんがニッコリ微笑んだ。


「へーい…」


俺は大きく背伸びをしてから、ふーっとゆっくり息を吐いた。


「はい、行きましょうか♪」


俺が気合いを入れたのを確認すると、よっちゃんが歩きだした。
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