君の瞳が愛をささやく
「大分治まってきたみたい♪」


「そう♪
じゃあ係の人に伝えてくるわね?」


「お願いします。」


部屋の前に待機していた人に伝えると、バタバタと準備が始まった。


ウエディングドレスに身を包み、綺麗に化粧をして髪を整えた。


さすがプロ…


瞬く間に新婦の準備が終わった。


「じゃあ行きましょうか?」


「はい。」


いよいよ式が始まる。




「臣、澪ちゃん準備出来たわよ?」


「本当!?」


臣は慌てて控室に向かった。


「慌ただしい奴だな…」


「本当に…」


臣の姿を見送りながら笑った。


「お疲れ…莉緒。」


「うん。」



…−−−…
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