君の瞳が愛をささやく
「おはようございます!」


「おはようございます♪」


「おはようございます。」


すれ違うスタッフは、頭をきっちり下げながら挨拶。


よっちゃんは甘えた声を出しながら可愛らしく挨拶。


俺は普通に挨拶。


「陸も可愛らしく挨拶しなさい?」


よっちゃんが小声で言った。


「俺は良いよ…」


「なに言ってるの、もっと売れなきゃでしょう?」


よっちゃんがニッコリ微笑みながら言った。


「…充分だろ…」


俺がぽつりと呟くと、よっちゃんにキッと睨まれた。


「何言ってるの!!
まだまだよ?
陸は日本のトップに立つの!!
揺るぎないトップになるのよ?」
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