君の瞳が愛をささやく
陸は臣の向かいに座ってニコニコしている。


「姉さん、どうしたの?」


臣が不思議そうに私を見た。


私はリビングの扉から半分だけ顔を覗かせながらみんなを見ていたから、さぞかし不思議だっただろう。


「莉緒?
こっち来いよ。」


陸は隣の椅子を引きながら、私を手招きした。


私は呼ばれるままに隣に座ると、母が運んできた朝食を一緒に食べた。


「ねぇ、隆也さん?
こうして見ていると、新婚夫婦が遊びに来てくれた見たいじゃない♪」


母が嬉しそうに言った。


この発言に驚いたのは臣と隆。


私はまたかと言う感じ、澪ちゃんは朝食しか目に入っていない感じ。


「母さん!
朝から何言ってるんだよ!?」
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