君の瞳が愛をささやく
『明日、4時過ぎくらいに家に来れる?』


送信。


俺は高校の教科書と莉緒のノートと睨めっこしながら勉強を始めた。


やり始めると、面白いくらいに勉強が理解できた。


多分次のテストではかなり成績が上がるはず。


元々勉強は好きだし、大学へ行くという目標も出来た。


よっちゃんは進学に賛成してくれたし、あとは俺の努力次第。


莉緒の為にも頑張らなきゃと思うと、自然にやる気が出てくる。


ピロリロリ。


おっ、よっちゃんだ。


『了解♪
美味しいケーキ買ってくね(^0^)/』


可愛いメールだなぁ…


『ありがとう。
莉緒と待ってるから、よろしく。』


これで良し。


さぁ勉強勉強…
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