君の瞳が愛をささやく
莉緒は訳がわからずといった感じで俺を見た。


「よっちゃん…
莉緒はそういうの興味ないから…」


「えー!?
良い素質持ってるのに?
っていうか、陸もこんな可愛い子なら早く紹介しなさいよね!?」


よっちゃんは何故か俺にキレながら言った。


「えー!?」


よっちゃんの職業病には敵わないなぁ…


「まぁ良いわ…
その気になったらいつでも言って?
力になるわよ♪」


よっちゃんはそう言いながら莉緒に名刺を渡した。


「わかりました…」


莉緒は恐る恐る名刺を受け取ると、鞄の中にしまった。


「陸ー、私にもコーヒー頂戴♪」


「…はいはい。」
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