君の瞳が愛をささやく
それからしばらく三人で話しをした。


莉緒とよっちゃんは気が合わないだろうなと思っていたのに、以外にも話しが弾んでいた。


二人が盛り上がってる横で、俺は黙々と勉強した。


二人を会わせて良かった♪


莉緒と付き合う事を報告した時、よっちゃんは喜んで賛成してくれたけど…


それでも今日莉緒に会ったら気持ちが変わるかもしれない、本当は許してなくて莉緒に何か言うかもしれないと、いらない心配をしていた。


まぁ、よっちゃんに限ってそんな事ある訳無いか(笑)


「莉緒、ここわかんないんだけど…」


俺がペンでノートを叩くと、莉緒は俺の隣に移動してノートを覗いた。


「あっ、ここはね…」


莉緒が髪を耳にかけた。


シャンプーの良い香がした。
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