君の瞳が愛をささやく
「陸…
いやらしい顔してるー♪」


よっちゃんが俺を指さしながら笑った。


「してねーよ!!」


莉緒は楽しそうに笑っていた。


「ねー、ご飯でも食べに行く?
お姉さん奢っちゃうよ♪」


よっちゃんが言うと、莉緒は思い出したように携帯を見た。


「臣から返事来てた…
やばっ7時に駅前の焼肉屋さんに来てって…」


莉緒がチラリと俺を見た。


「これから莉緒の弟とその彼女とご飯行くんだ。」


「そうなんだぁ…
私も行って良い?」


よっちゃんが可愛らしく首を傾げた。


「良いですよ♪」


莉緒が微笑むと、よっちゃんは嬉しそうに笑った。


「じゃあ行きましょ?
車出すわね♪」


「ありがとうございます。」
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