君の瞳が愛をささやく
「ありがとな。」


俺が言うと、臣が嬉しそうに微笑んだ。


「じゃあこれは、私達からのお祝いね♪」


莉緒はさっき買った包みを渡した。


「えー…!?
ありがとうございます♪」


澪ちゃんは受け取ると、包みを開けた。


「わぁ♪
可愛い!!」


俺達のプレゼントは時計。


ペアの可愛いのがあったから、三人でお金を出し合って買った。


俺が全部出そうとしたけど、莉緒は三人からのプレゼントだからと言って、きっちり割り勘で買った。


「俺も良いの?」


臣が申し訳なさそうに言った。


「二人の半年記念も含めだから♪」


莉緒がそう言うと、二人は時計を付けて嬉しそうに笑った。
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