君の瞳が愛をささやく
それからたわいもない話しをして、食事会はかなり盛り上がった。


よっちゃんもすっかり馴染んで、ちゃっかり二人にも名刺を渡していた。


「はぁ…食べた♪」


澪ちゃんは相変わらず沢山食べていて、臣が呆れたように笑っていた。


「じゃあここはお姉さんの奢りね♪」


よっちゃんが伝票を掴んだ。


「そんな、突然誘ってしまったんですから…」


莉緒は慌てて伝票を預かろうとしたが、よっちゃんは譲らなかった。


「楽しかったし♪
それに、学生の内は甘えておくものよ?
代わりに、また誘ってね♪」


さすがよっちゃん、大人の切り替えしに莉緒は渋々ながら承諾した。


「「ごちそうさまでした!!」」
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