君の瞳が愛をささやく
「このあとはどうするの?」


店を出て、莉緒が臣と澪ちゃんを見た。


「もう少しブラブラしてから帰るよ。」


二人はすでにしっかり手を繋いでいる。


「あまり遅くならないようにね?
ちゃんと澪ちゃんを家まで送るのよ?」


「大丈夫、じゃあね♪
ありがとうございました!」


二人はよっちゃんにお辞儀すると、仲良く歩きだした。


「二人はどうするの?」


よっちゃんが車の鍵を指で回しながら言った。


「澪、家寄るだろ?」


「…じゃあもう少しだけ。」


莉緒のやつ、照れてるな?(笑)


「じゃあ送るわ♪」


俺達はよっちゃんに送ってもらって、部屋に戻った。
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