.+゜君に逢えたコト゜+.
オヤジはそぅ言って,その場カラ立ち去って行った。 あたしは安心で涙がでた。 上を見上げるとさっき助けてくれた彼がいた。 彼はスウェットを着ていてフードをかぶっていた。周りから見たら怖いっていうかこいつヤバッって感じだ。よく顔を見ると整った顔をしていてちょっと目がつっていた。今まででこんなカッコイい人は見たことがなかった…。髪型はホストみたいな感じ。綺麗にマロン色に染まっていた。
彼はあたしの目カラ流れた涙を手で拭ってくれた。

「大丈夫か?泣くなよ。』

彼の手は温かくて大きかった。

「ありがとぅござぃますッ…。」

『お前そんな格好ぢゃ寒いだろ?乗れよ。』

彼は車を指さして言った。その車は真っ白で高級車。いかにもいぢってるって感じの車。

そんな簡単に人の車に乗っちゃダメだと思って,あたしは首を横にふった、すると彼はあたしの手を無理やり引っ張って車に載せた。 彼は"そんな顔してんのにほっとける訳ねーだろ。" そぅ言った。

車に乗ると助手席にもぅ1人のっていた。 その人もスウェットで髪ツンツンにセットされていた。 あたしは"怖い…"そぅ思った。 だけど彼は"ほらっ"と言ってあたしに上着を手渡してくれた。 助手席に座っている人はあたしにミルクティーをくれた。 あたしの中で彼達の印象が"怖い"カラ"いい人"と言う印象に変わった。 彼はあたしに言った。 『俺は,森咲優大。高3,まぁほとんど学校行ってねー。自分のやりたい事やるッ!それが俺のもっとう!でっこいつが親友の上沢怜哉,こいつも学校にほとんど行ってねー!俺らの事呼び捨てでいーからなー♪』

『うんッ!』

『お前は?』

「あたしは…小笠原洸、高2学校はちゃんと行ってるよ。でも親が厳しくてもぅ嫌になっちゃって…。何も考えなくて家飛び出してきた。』
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