.+゜君に逢えたコト゜+.
あたしは遠慮なく,自分の好きな物をカゴに入れた。

『洸ー!もぅいーか?』
怜哉があたしに聞いてきた。
『ぅん。もぅいーや♪』
そぅ答えた。
会計を済ませ,再び車に乗り込んだ。

車は甘いココナッツの匂いで,大音量でトランスが流れてる。 さっきの話だとこの車は優大のものだと言う。

30分くらいして,車は止まった。
なんか地下の駐車場みたぃなトコ。

『ついたぞッ!』
優大があたしの方を振り返って言った。

『あっうん…』
それだけ言って車を降りた。
車の前でボーっとしていると、優大が手を差し伸べて"行くぞッ!"って言ってくれた。
あたしは優大の手に捕まった。
優大の手は大きくて,暖かかった。

地下カラエレベーターに乗り、怜哉が"7回"をした。
『ねぇここドコ?』 あたしの口からそんな言葉が出ていた。

優大が答えてくれた。
『ここはー俺ト怜が住んでるんだぁ』

『あっそぅなんだッ!あたし行ってぃいの…?』
『おぅッ!俺らの部屋溜まり場だからさッ(笑)』
人見知りなあたしは少し不安になった。
そんなあたしの表情にきずいたのか、優大が

『心配すんなッて!みんないぃ奴だから!』

って言ってくれた。
その言葉にあたしは気持ちが楽になった。

『うんッ!』

優大のそぅゆう優しさが心に響いた。
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