【短】Kissのあとは…
わたしはギュッと悠くんを抱き寄せた。
その弾みで、わたしは悠くんに押し倒されるような体制になる。
「さ、沙帆っ…」
「悠くん!」
すぐにわたしから離れようとする悠くんの腕を、ギュッと握った。
「離れないで」
「いや、でも…」
悠くんの目が泳いでる。
お願い、今日だけは、わたしに触れて?
「わたしを抱いて」
「へ!?」
「だから…わたしを抱いてほしいの。悠くんと…したい。」