【短】Kissのあとは…










「沙帆…」









お願いだよ、悠くん。









「わたし…悠くんになら初めてを捧げれる。悠くんになら、何されてもいいよ。」






「でも…」








「お願い悠くん…抱いて、ねえ?」







わたしは悠くんの腕を握る手に力を込めた。






「沙帆」







「悠くん…して?」







自分でも、こんなセリフ言ってて恥ずかしい。




でも、大好きな悠くんに抱かれるのは、わたしの夢だったんだもん。







お願い…











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