近代化
「いいよ。よろしくな、高梁」
「え…あ、うん。よろしく」
小林は意外にもあっさり引き受けた
それから、男子軍団と何かの話をした
「おまえ意外に面白い奴だな」
と言われたりした。
僕も、こいつら意外にいい奴だな、と思った。
話がフィーバーに達したとき、チャイムが鳴った。
「じゃ、また後でな」
「うん」
僕は素直に答えた。
こういう清々しい気分のは、古田の授業さえ憂鬱にはならなかった。
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