近代化
もう一度かけ直そうとしたら

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った

「やべっ」

走って教室に向かった。


先生も遅刻をし、何とか大丈夫だった。

それにしても、何ていいたかったんだろう。
あいつ。

「転、な、い、か…」

"転校してない"


一瞬、そんな言葉が出た。

「ありえない」

一瞬で否定したが。


古田の授業はやはり退屈。
でも、真面目に聞こうとした。

結果はダメだったけど。


「高梁くん。あなたは授業を聞いてるの?」

やっぱ注意された。


< 24 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop