【短】最後に君に。
最後の願い
「…今日と明日境目である午前0時頃、、彼女に触れられる…触れたら夢に入れる」
「分かりました、、!でも俺行きたいとこあるんで夕方ですけど行きますね!!」
「あぁ、、悠太…?」
「はい?」
俺が行こうと歩きだしてた時、番人さんに呼ばれてくるりと振り向いた。
「…頑張って来い」
「…はい!!」
俺は番人さんに笑顔を向けてから地上に下りた。
―…
「おーい山下!!もう今日上がれよー」
「あ!先生!!…俺、もうちょっとだけ投げてから帰ります!!!」
「そうか?…無理すんなよー、、じゃあお疲れ!!」
「お疲れ様です!!」
山下…頑張ってるんだな。
ただがむしゃらに一人でボール投げ込む山下をただ見つめる。
こいつなら…鈴夏を大事にしてくれるだろうな、、。
山下にずっとついて行くと、山下は出会った子供達と話したり、近所の人達に挨拶したりして家に帰った。
ははっ…こいつ俺より良い奴じゃん。
俺は無意識に笑ってしまった。
「山下、、鈴夏をたのんだぞ…!」
俺が言うと、山下は何も見えないはずなのに何故かこっちを見た気がした。
「なんか、、無駄にやる気が出て来た気がした!!…よし、走ってこよ!!!」
パタンと扉を開けて去って行った。
「ははっ!…山下には敵わねえな」
そう呟いてから俺は部屋を出た。
時刻は午後11時59分。
俺は寝ている鈴夏の傍らに立っている。
時計の長針と短針がカチッと動いた時、、俺は鈴夏にソッと触れると光に包まれた。
「分かりました、、!でも俺行きたいとこあるんで夕方ですけど行きますね!!」
「あぁ、、悠太…?」
「はい?」
俺が行こうと歩きだしてた時、番人さんに呼ばれてくるりと振り向いた。
「…頑張って来い」
「…はい!!」
俺は番人さんに笑顔を向けてから地上に下りた。
―…
「おーい山下!!もう今日上がれよー」
「あ!先生!!…俺、もうちょっとだけ投げてから帰ります!!!」
「そうか?…無理すんなよー、、じゃあお疲れ!!」
「お疲れ様です!!」
山下…頑張ってるんだな。
ただがむしゃらに一人でボール投げ込む山下をただ見つめる。
こいつなら…鈴夏を大事にしてくれるだろうな、、。
山下にずっとついて行くと、山下は出会った子供達と話したり、近所の人達に挨拶したりして家に帰った。
ははっ…こいつ俺より良い奴じゃん。
俺は無意識に笑ってしまった。
「山下、、鈴夏をたのんだぞ…!」
俺が言うと、山下は何も見えないはずなのに何故かこっちを見た気がした。
「なんか、、無駄にやる気が出て来た気がした!!…よし、走ってこよ!!!」
パタンと扉を開けて去って行った。
「ははっ!…山下には敵わねえな」
そう呟いてから俺は部屋を出た。
時刻は午後11時59分。
俺は寝ている鈴夏の傍らに立っている。
時計の長針と短針がカチッと動いた時、、俺は鈴夏にソッと触れると光に包まれた。