【短】最後に君に。
大丈夫、歩けるよ
――…
―…
『行ってきまーす!!』
空から見てると鈴夏は学校に向かって、いつもみたいに家を出た。
…ただいつもと違うのは、、鈴夏に笑顔が戻ったこと!!
「良かった…!あいつに笑顔が戻って」
俺が笑うと番人さんが後ろに立っていた。
「良かったな、、あの子はあの笑顔が似合う」
「でしょ?だから…大好きなんです!!」
「フッ、、そうか!…お前も今が1番良い顔をしてるぞ」
番人さんは俺の頭をくしゃりと撫でた。
「俺!番人さんも好きですよ!!」
俺がいきなり言うと番人さんは目をクリクリさせてから困ったような笑顔を浮かべた。
「じゃあ…俺行きますね!!」
「…あぁ!元気でな」
「また、、会いにきます!!」
「…まぁ待っていてやるよ」
俺は番人さんときつく握手をしてからもう一度地上を見た。
自由に飛んでいる鳥
動く車、、歩く人々
そんな普通の世界を俺は生きていた。
ただ友達とか恋人と楽しく毎日話して、怒ったり、笑ったり、泣いたりして。
そんな毎日は当たり前なくだらない日々なんかじゃなくて、毎日輝いていたんだ。
でも俺の世界を輝かせるためには君の笑顔が必要だった。
君の笑顔は俺の、、最後の一瞬に見たい顔だった。
そんな笑顔を見れた俺は、、幸せだった!!
「鈴夏、、!!元気でな!…また生まれ変わったら絶対見つけてやるよ」
俺がそう呟いた時、鈴夏が空を見上げてにっこりと、、ひまわりのような笑みを浮かべた。
終
―…
『行ってきまーす!!』
空から見てると鈴夏は学校に向かって、いつもみたいに家を出た。
…ただいつもと違うのは、、鈴夏に笑顔が戻ったこと!!
「良かった…!あいつに笑顔が戻って」
俺が笑うと番人さんが後ろに立っていた。
「良かったな、、あの子はあの笑顔が似合う」
「でしょ?だから…大好きなんです!!」
「フッ、、そうか!…お前も今が1番良い顔をしてるぞ」
番人さんは俺の頭をくしゃりと撫でた。
「俺!番人さんも好きですよ!!」
俺がいきなり言うと番人さんは目をクリクリさせてから困ったような笑顔を浮かべた。
「じゃあ…俺行きますね!!」
「…あぁ!元気でな」
「また、、会いにきます!!」
「…まぁ待っていてやるよ」
俺は番人さんときつく握手をしてからもう一度地上を見た。
自由に飛んでいる鳥
動く車、、歩く人々
そんな普通の世界を俺は生きていた。
ただ友達とか恋人と楽しく毎日話して、怒ったり、笑ったり、泣いたりして。
そんな毎日は当たり前なくだらない日々なんかじゃなくて、毎日輝いていたんだ。
でも俺の世界を輝かせるためには君の笑顔が必要だった。
君の笑顔は俺の、、最後の一瞬に見たい顔だった。
そんな笑顔を見れた俺は、、幸せだった!!
「鈴夏、、!!元気でな!…また生まれ変わったら絶対見つけてやるよ」
俺がそう呟いた時、鈴夏が空を見上げてにっこりと、、ひまわりのような笑みを浮かべた。
終