幼なじみ攻略法-便乗したいお年頃-

那都君は黙ったまま。


「あれって何ぃ??」

甘ったるい声で
ケバ子Aが聞く。


「綾知らないっけ、
那都君のメール恋愛。」

メールって私のこと...??

ケバ子A、
どうやら綾ちゃんは
しらなぁいと更に
甘ったるい声でいう。

今度はチャラ男Cが
口を挟む。


「なんかこいつこの前
罰ゲーム当たっちゃってさ。」

罰ゲーム??


「おい。」


今まで黙ってた那都君が
ちょっと声色を変えて制す。
それって
罰ゲームなのを
肯定してる...??


チャラ男Cは那都君の
怒りに¨まぁまぁ¨
なんていいながら
話を続ける。
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