年下彼氏は後輩くん★




食べ終わり、会計を済まし、手をギュッと繋ぎ駅まで歩く。


「涼くんはあたしのどこが好きなの?」



突然のその言葉


こんな台詞、一度も聞いた事がない。



「全部だよ」

「全部?」

「そう、全部」


声も仕草も表情も

全部全部好き


「り、涼くん…///」


おおざっぱにだけど、そう云うとポッと赤くなった。


「可愛いよ」



頬に手を当て、見つめると更に赤くなる。


< 116 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop