年下彼氏は後輩くん★
「何食べる?」
母さんが行ってから、何時間経った時、絢芽ちゃんが立ち上がり聞いてきた。
「なんでも、いいよ」
さっさの事で、傷付いたから、少し冷たく言った。
「なんでも?…じゃあ、オムライスでいい?」
「うん」
「わかった。作るから、待っててね」
キッチンで手を洗い、冷蔵庫からオムライスの材料を取り出した。
ルンルンで作る絢芽ちゃんは、ボクがさっさ傷付いた事に気付いていない。
『えー、只今入りました、情報では、犯人は××市に逃走中だと云う事です。』
テレビをつけると、そんなニュースがやっていた。
『××市在住、又は、付近の方はお気を付け下さい』