年下彼氏は後輩くん★
その途端、ボッと火がついたように顔が赤くなった
絢芽ちゃんは、涙目になり(しかも、上目使い)、恥ずかしいと云う事を必死で訴えている
…り、理性が
とまぁ、ボクも必死で(勝手にだが)理性を保つのに努力している
「…あぁ……」
そろそろ限界だ
「…絢芽ちゃん、戻りなよ」
パッと手を離し、絢芽ちゃんを解放するとそう言った
「…え?あ、うん」
真っ赤になったほっぺたを抑え、絢芽ちゃんは屋上を去って行った
「…はぁ……」
ホント、絢芽ちゃんは可愛い
誰にもあげないし、あげる気もない