年下彼氏は後輩くん★
「でも、旅行は行く」
1時間くらいぶらぶらと歩き、家に帰った。
「りょ、くん…」
「……なに」
「旅行の事なんだけど…っ」
言葉を詰まらせ何かを訴えてくる絢芽
「……なに」
「………い、く」
絢芽の言葉に目を見開いた。
だって、健先輩と約束してたはずなのに……
「涼くんの方が…大切、だから…///」
顔を真っ赤にさせ、(気づいてないであろう)上目使いで見てきた。
「ホント?」
「ぅん…///」
コクンと頷く絢芽を引き寄せ、チュッと額にキスを落とす。
「ちょっ…!?」