上司なダーリン②
「瀬菜?お祝いのケーキどうする?」
「あっ、そうだったね」
あんなに必死で探して買ったケーキの存在を忘れていた…
「じゃあ、今から食べよっか?お腹いっぱいだけど別腹に収めるよ」
そう言って私は冷蔵庫からケーキを取り出した。「俺も腹いっぱいだけどお祝いのケーキだから頑張って食べるよ」
「ねっ、ローソク付いてるよ。火つけようよ」
「瀬菜、危ないから俺がつけるね」
「うん」
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