続†天然姫様と秘密の王子様



まさか、巧が戻るなんて思ってなかったし…
もう離れたからにはどうしようも出来ない。




巧、ごめん。
私は、どうしようもない彼女かな?



でも…
まだ、巧が好きだから。

なんで、離れるなんて言っちゃったんだろ…ッ





自然に涙が出てきた。


「うっ…」



もぅ、嫌だよ…巧。


私は、屋上に向かった―――⋯






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