続†天然姫様と秘密の王子様
呆れていると、爽汰くんが近寄ってきた。
「爽汰くん、この2人どうしよー??」
「2人で抜け出しちゃおっか♪」
「はい?」
いや、爽汰くんには舞花がいるでしょ?
舞花が怒るよ…
「「ダメに決まってんだろ。」」
そう聞こえたと思ったら、グイッと腕を引っ張られた。
私、承諾してないし。
「うそうそ♪」
「お前の言葉は、ホントにしか聞こえねー」
「えー」
あ、なんかいじけちゃった…
爽汰くん、逆らえるなら最後まで逆らってよ…
相手、何気に大変なのにw