続†天然姫様と秘密の王子様
ハァハァ
もう、無理っ…
「野々下ぉー、文化祭に遅刻なんて初めて見たぞー?」
ゾッと笑いが起こる。
心配してくれてもいいじゃないですか!
先生のハゲッ!
「ん?今、ハゲって聞こえたがぁ??」
「なんでもありません。」
私は、先生の言葉をスルーして席に着いた。
チラッと巧の方を見て見る。
巧は、ククッと笑いを堪えているよう。
でも、もうそれ、笑ってるし。
軽く睨んだ。
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