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「……そしてコレが……俺がまとめた……過去３ヶ月間、最も多い傍聴者のリストだ…！」


そう言うと原田はパソコンの画面をこちらに見せた。




「……………まさか！！」

そこには神崎が関わった裁判の傍聴者リストに書かれていた名前と同じ名前が圧倒的な傍聴者として挙げられていた……




「……私も信じたくないが……現段階ではコイツを被疑者として調べる必要がありそうだ…！」

「………今すぐ経歴は出ますか…？」

「……それを今からやるところだ……待っててくれ！！」



原田は慣れない手つきでパソコンをカタカタと言わせた…





「……チクショー！！…いつもはもっと詳しい奴がやってるから…うまいこといかん…！！」
「……焦らないでください…！」



ようやく経歴が現れ、容疑者の顔が露わになった……



桜田と原田がその顔と住所をインプットするとすぐに足が動いた…