×


「……もうイヤだぁぁあ!!……助けてよ…!」

『…………第4の部屋へようこそ……』



ウィィィィィイイイ……ガコンッ!!


床が完全に無くなり、代わりに青い炎が吹き出すガスバーナーの床となった……


天井から雫が落ちる度にジュゥウと瞬時に蒸発させた……




『………ご覧の通り…君たちの下にガスバーナーを用意した…………命綱から誰かが落ちるまで火は燃え続ける………自分が落ちたくなければリモコンのボタンを押して落としたい者を決めるがよい……過半数の票を超えた者は強制的にロープが外され、落下する……』





4人はゾクッと背筋を凍らす……



「……落としたい者…って……」





『………自分の過ちに気付き…4人がそれを告白し悔い改めるならば、道は開け君たちを救いに導くだろう………』



「………どういうこと…?」




『……それでは……健闘を祈る…………ザザ……ザザザザ……』





ボォォォオオオオ!!!



「……キャァア!!」

ガスバーナーの火力が増し、赤い炎へと変わった…



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