×


事務デスクが並んでおり、電話のコードなどがデスクの間から剥き出しになっていた。



そして目の前にあるデジタル時計の下には次の部屋へと続く第5の扉………





部屋を見渡すと、机の上や壁など至る所にハサミやらカッター、さらにはビール瓶、弓矢、包丁……………




……………!!





「………ココに置かれている物は全部、人殺しに使うアイテムだ…!!」
「…………えっ…!?」




他にも…斧、電動ノコギリ、アイスピック、王水、ボーガン、槍…………





「…………あれ?」

「…ん?…どうしたの?」





ギィィィイイ……





「………ここまで揃っているならアレもあるはずじゃないかなぁ…」

「………何が?………あれ?……そういえば……












…岡本さんは…?」





ギィィイイ…!!






入ってきた扉の方へ振り返ると……




扉を閉めながら黒い銃口をこちらに向けている岡本の姿があった……
< 133 / 231 >

この作品をシェア

pagetop