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永澤が衝撃でデスクの上へ吹き飛ばされた。
ドスンッ!
さらに斧が永澤の頭部スレスレの場所に突き刺さった…
「………イャァァァアアアァアアア…!!!」
「…な……永澤さん!」
永澤の腕からは血が溢れていた。
ぐっ……
岡本は体を180度回転させて左手で永澤の首元を掴む。
「………アイツを最初に殺そうと思ったが………やっぱ…おメェから殺してやる…!!」
「…………がはっ……ガガガガガ……!」
全く太刀打ちも声も出ない……
……なんとか………なんとかしなければ…!!
永澤を助け出す方法は無いのか…!
頭の中が焦って得策が浮かばない…
「……ゴホッ………悪く思うなよ……」
すると岡本は銃口を額に持って行き………
カチャッ…
レバーを下げると……………