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「…………ウッ……!」
…………?
「………ガホッゴホッ…ゴホッ……うぅう゛ぅうぅぅぅ………」
「………キャァァァアァアアア…!!」
突如永澤の顔面が赤い液体で一杯になる。
「………う゛ぅぅううぅう゛う゛ぅぅ……!!!ガハッ…!!」
岡本が首を押さえるが誰かに首をギューーッと締められているような感覚になった……
ガタンッ…!
銃を落としたかと思うと足をバタバタ言わせ、フラついたまま南沢の方に体が向く…
「…う゛ぅぅうあぁぁあああ゛…!!」
岡本の口から滝のように血が流れ、顔はどんどん腫れ上がっていき、血管が風船のようにパチンと切れそうな状態だった……
「………み……南沢ぁぁああ゛ぁあ!!………………な…………な゛にを……したぁあ゛ぁ!!」
目もどこを向いているか分からない。
「……い……一体何なんだ!?」
自分でも何かをした覚えなど……