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…………ま…………まさか!!
















『…………ぬるいな…。』
『…あまり手をつけない方がいいんじゃないですか…?』
『…ウっせぇーな!!』



岡本が飲みかけのティーカップを元に戻す…………











………………毒…!!


しかも遅緩性の毒…!







「………う゛ぁあ゛ぁあああ…!」



バタンッ!




岡本が床に倒れ込みジタバタした。





「…………ぁあ゛ぁあ゛あ゛あ゛ぁぁああ…………………」



声が止まると同時に岡本の体もピタリと動かなくなった。







「………ゲホッ!…ゴホッ!」

「……な…永澤さん!!」

咳きこみながら起き上がる永澤の元へ行き、背中をさする…


「……う゛ぅ……も……もう……大丈夫………あ……ありがとう……」

血だらけの顔を拭いてあげようと、水道の蛇口をひねったが、既に水が固まっていたため出てこない……




気温は-30℃………



速度を増して気温は下降している…
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