×






そして………



永澤が恐ろしい言葉を口に出す……














「……………この写真に写っている人………


















私……知ってる…!」



「……何だって?!」







ビィィィイイイイ!ビィィィイイイイ!



突如サイレンが鳴り響き、タイマー時計が点滅を始めた。




残り5分……!





「………と……とにかく……次の部屋に……」




永澤が放心している…




あの時…



ラジオは何て言ってた…?!















『…「……てん」が脱出に導く……必ず協力すれば次なる扉が開くだろう……ではゲームスタート……ザザザー……』










『…「…つうてん」が脱出に導く……』











『「共通点」が脱出に導く……!!』







ガクンッ…!






永澤が再び力を崩して座り込んだ。


「…な…永澤さん!!しっかりしろ!……な…何があったんだよ…!!」
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