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2人は言葉を失った………



















「…………に………新島はるな…ッ!!!」

「…………は…はるな…ちゃん…!!」


そこには死んだはずの新島はるなが座っていた……




永澤は驚いた表情で新島を指差す…




「………クスッ…………あらごきげんよう♪バレちゃったかしら?」
スピーカーから新島の声が部屋いっぱいに響き渡る…




新島は立ち上がると見下すような目で窓ガラス越しの2人を見た…






「………う……ウソ……!…ウソよ!………じゃ………じゃぁ…やっぱり……コレって…!!」
「……クスッ…」
薄い紫色の唇が微笑む…


永澤の目が失神寸前のように見開いていた。


「…な…何なんだよ…!……永澤さん…!何か知ってんのかよ…!!」

自分だけ理解していないことの怒りを永澤にぶつけた…







………ま……待てよ……!



よくよく考えて見るとおかしい……!




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