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『…あまり手をつけない方がいいんじゃないですか…?』

岡本がティーカップに注がれた紅茶に口をつけたため慌てて留めに入った。


『…ウっせぇーな!!』

岡本は飲みかけをそのままソーサに戻す…






隣には…………






大きめのポットに紅茶が飲んでくれと言わんばかりに…………







……………………ッ!!








全てのピースがハマった……!






新島は一人になると、手枷の鍵穴に…忍ばせておいた鍵で外す……


そしてポットに大量に入った紅茶で火を消す…




あとは…暖炉の先にでも隠しておいたのだろう……


予め用意した血液を四人がいた部屋に向かって流せば、いかにも死んだかのように見せることができる………!!






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