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『………ね……ねぇ………コレって……………なに………?』
石本は『指切断』と書かれた紙を震えながら手に持っていた。
『………クゥ~…ねぇ誰コレ書いたの…!…誰?』
言えるはずなかった…
しかし…
それはすべての罰を誰が書いたか照らし合わせれば分かること…
南沢が書いたことはすぐバレた……
『………こ……こ…こ…この罰は………ゆ…指で………か……か…か…紙かなんかを切断するってこと………であって………』
『……テメェ…!ウソ付いたら俺の罰受けさせんぞ…!』
『……そ…そんなぁ!!
』
体の震えが止まらない。
ガタンッ!
『……南沢くん…!』
石本が立ち上がった。
ビクンッと南沢の体が止まると石本は言った……
『………ホントのこと言って?……ぼ…僕はやるから……!』
そして…先生らが紙を切るのに使うギロチン型のペーパーカッターを持ってきた…