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永澤は新島が怖かった…
何か……とてつもなく恐ろしい事を言いそうな予感…
そして…
後に…後悔を生むような…
ダムの崩壊を待っているかのような予感…!
「……クスッ………怖い?…ねぇ、怖い?」
「…いいから早く進めろ!」
まるで楽しんでいる。
自分たちが怯え…苦しむ姿を……
「…そんなに興奮すると、
出血多量で死んじゃうよ……」
「…どうゆうことだ?!」
「……じゃぁ教えてあげる…!」
新島はニコッと笑顔を浮かべながら説明し始めた。
「……今からあなた方には、あなた方6人が犯した罪を償ってもらいます…」
「…ちょ…ちょっと、待ってくれ…」
「…しかし…今は…」
新島は淡々と止まることなく話し続ける。
「…お二人しかいませんので、お二人に……
6人分の罪を償ってもらいます。あなた方が4人を殺さなければダメージは少なくて済んだのに残念です…」
「……そ…そんな…」