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このままでは逆に餓死してしまう……!





そう思ったとき…





ふと、目に包丁が映る……









そしてもう一度あの言葉を思い出す………















『………必ず協力すれば次なる扉が開くだろう……』



それはラジオの最初の言葉………





もしかしたらあの時………







新島も闘っていたのかもしれない……














私たちと…………!











むしろフェアだったのかもしれない………!
















バリンッ…!!!









予想通り……





この部屋では………







協力すればホントは無傷で出られた……!






バリンッ!!!



両手でしっかり重みのある包丁を掴み更に次々とガラスを割っていった……







あの時………あまりにも混乱して気づいていなかったが……











あの時の新島の口元は……………
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