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…………紫色に染まっていた……!








そして曇ることのなかったガラス……














その2つの証拠が導く答えは……………!!






















新島の部屋も同じ温度だった……!!









新島の部屋が暖かったのならばガラスは曇り、新島の姿など見えるはずがなかった…!



たとえ特殊加工が施してあったとしても新島の顔色の説明がつかないし、そもそもガラスが意図的に思えるほど薄い……!




破片が細かくバラバラに砕けて足元に散らばっている……



恐らく車のフロントガラスと同じもの………















私たちは完全に負けた………












ゴトッ…!!




すべてを理解した途端に包丁が手から抜けて床に突き刺さった……











時は既に遅し………





南沢の命をこの手で絶ってしまった……




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