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ガチャ…ガチャガチャ…!
ドアは依然として開かない…
「……ちきしょー…!!おい…誰か手伝ってくれぇ…!!」
それを聞くなり南沢や永澤などが駆けつけて大和田を引っ張るが…
「…ぐぁぁああああ!!!」
全く抜けない。
ピッ…
0:44…
ピッ…
0:43…
ピッ…
0:42…
タイマーは止まることを知らずにカウントを下げていく…
「……どうすればいいの…?!」
永澤が混乱する。
「…………」
6人は黙った…
そして……
「……ラジオで言ってたように……右腕を失えば…」
南沢が答える。
「…どうやって…?!」
カラン…
「…コレで……」
南沢の右手には先ほど足で倒した鉈が握られていた。
「……ああ゛ぁああ!!」
大和田は凄まじい剣幕でこちらに顔を向けた。
「…よこせ!!!!」
左手を鉈の方に差し出した。
南沢がすぐさま鉈の柄を大和田の左手に握らせた。