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「…ああ゛ぁああぁああ!!!」
鉈を渡すと6人はすぐにその場から離れた。
ピッ…
0:20…
ピッ…
0:19…
「…じ…時間がない…!」
「…怖い!…怖いよぉぉ…!」
永澤が懸命に新島のことを体で覆う。
「…あ゛ぁあ゛ああ…!!!」
そして大和田が左手を高く掲げた。
ピッ…
0:10…
ピッ…
0:09…
「……うう゛ぅうぅぅぅう゛…あ゛ぁぁあああああ゛あ゛ーーー…!!!!!」
グチャッ…!
鉈を振り落とすが躊躇したせいで骨まで斬ることができずにつっかえた。
「…キャァァァァアァ!!!」
永澤が悲鳴をあげる。
「…あ゛ぁああぁあ゛あ!!」
ピッ…
0:04…
「……は…離れろ!!」
南沢が両腕を広げて5人をドアのある壁に寄せた。
「……ああ゛ぁああ!!」
大和田が鉈を腕から抜くと壁に大量の血が降りかかった。
それと同時に鉈を振り上げた勢いで6人にも赤褐色の血がかかる。