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「……被害者に『×(罰)』を与えたということ…………見方を変えれば『+(プラス)』にも『十(とう)』にも『十字架』にもなる…!」
「………確かにそうですね…!」

桜田の中で何かが興奮しているのが分かった。
だが少しの沈黙を置くと桜田は冷静になって言った。
「……ただ……なおさら犯人に繋がる糸口が見つからなくなりました……」
「…………はぁ…そうだな…。」
原田がタバコに火をつけながら大きな溜め息をつく…











しかし…




そこに浮かぶ1つの糸口……





……………!!!!









「………!




………待ってください!?」

桜田があることに気づいた…








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