Find Love
あたしが通うことになった塾は、
大手の予備校じゃなくて
個人経営の小さいとこだった。
先生もあんまりいない。
まずは、面談からだ。
(▰╹◡╹▰)<超帰りたいよ!!!!!
「はい、今日からマイさんを担当する
ナオキと言います。よろしくね。」
あたしの担当は、まだ若い男だった。
ネクタイ姿がじゃっかん向井理に似てた。
かといってタイプでは断じてない。
その向井理があたしに聞いてきた。
つーかまじでこいつ草食だなー。
森ガとかなら好みそーだけど
あたしはage寄りだから無理やー。
「志望大学とかあるの?」
あたしは正直に、自分の気持ちを言うことにした。
だって面談でかっこつけてすごいとこ
いってもどうせ受かんないし!!!!!!!!
「つうかあたしほんとは
すごい大学なんて
行きたくないんですよね。」
「え?じゃあどうするの?」
草食、ぽかんとしてる。
「短大いく!服飾の。」
「あー服飾ー。でもマイさんはそれっぽいよね」
「ほんとはモデル系の専門にもきょーみあるんだよね」
「モデルかー。」
いやお前さっきから分かったような口
聞いてるけどさ、
どーせお前内ではモデルっつっても
蒼井優とかだろー?
あたしはなんか腹が立って熱弁してしまった。
「まだわかんないの!服が好きなのか、
服を着るのが好きなのかちょっと悩むとこあって!
最初は服を作るのがやりたいっておもってて。
でもモデルでもカワイく服着ることで
服の魅力をみんなに伝えれるよね?」
「そうかー。おれはすごい大学に行くだけが
人生じゃないと思う。
いいんじゃないかな、応援するよ」
えっ?
あたしは草食系ごときに感動してしまった! 笑
あたしの話をこんなに真面目に聞いてくれる
大人がいるなんて、びっくりすぎて。草食なのに。
これがあたしたちの出会いだった。
大手の予備校じゃなくて
個人経営の小さいとこだった。
先生もあんまりいない。
まずは、面談からだ。
(▰╹◡╹▰)<超帰りたいよ!!!!!
「はい、今日からマイさんを担当する
ナオキと言います。よろしくね。」
あたしの担当は、まだ若い男だった。
ネクタイ姿がじゃっかん向井理に似てた。
かといってタイプでは断じてない。
その向井理があたしに聞いてきた。
つーかまじでこいつ草食だなー。
森ガとかなら好みそーだけど
あたしはage寄りだから無理やー。
「志望大学とかあるの?」
あたしは正直に、自分の気持ちを言うことにした。
だって面談でかっこつけてすごいとこ
いってもどうせ受かんないし!!!!!!!!
「つうかあたしほんとは
すごい大学なんて
行きたくないんですよね。」
「え?じゃあどうするの?」
草食、ぽかんとしてる。
「短大いく!服飾の。」
「あー服飾ー。でもマイさんはそれっぽいよね」
「ほんとはモデル系の専門にもきょーみあるんだよね」
「モデルかー。」
いやお前さっきから分かったような口
聞いてるけどさ、
どーせお前内ではモデルっつっても
蒼井優とかだろー?
あたしはなんか腹が立って熱弁してしまった。
「まだわかんないの!服が好きなのか、
服を着るのが好きなのかちょっと悩むとこあって!
最初は服を作るのがやりたいっておもってて。
でもモデルでもカワイく服着ることで
服の魅力をみんなに伝えれるよね?」
「そうかー。おれはすごい大学に行くだけが
人生じゃないと思う。
いいんじゃないかな、応援するよ」
えっ?
あたしは草食系ごときに感動してしまった! 笑
あたしの話をこんなに真面目に聞いてくれる
大人がいるなんて、びっくりすぎて。草食なのに。
これがあたしたちの出会いだった。