イジ恋



それが……あんなに大嫌いだった男の子としてるなんて……本当変なの…



でも…これが……私の本当の初恋なんだ。



大好きだよ…海司君。



「弥生…海斗のこと好きになるなよ。」



「え?」



「元々、お前は海斗が好きだったんだろ?だから…」



「ははっ!大丈夫だよ!私はかい君じゃなくて海司君が好きなんだから!」



「…………っ」



真っ赤な海司君。
これからは私を海司君を虐めるのにハマっちゃいそう。



「弥生、好きだ」



真っ赤になりながらそぅ言う海司君は本当に可愛くて…



「私も!」



って言ったらもっと真っ赤になった海司君。



男の子って不思議…
こんな素敵になっちゃうんだから……あの時、虐めてくれてありがとう。そうじゃなきゃ今こうして笑えてないよね?



嫌な思い出だけど…これから素敵な思い出になることを願って…



あなたとの毎日を過ごしていくよ。



どんな毎日かわからないけど…もぉ虐めたりしないでね?海司君。



大好きだよ…






★おわり★



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