ADULT CHILDREN
だけど1時間くらいで目が覚めた。


なんだか足が重くて。


部屋の電気は消されていて、聞こえてきたのはまたAVの音だった。



足を誰かが踏んでいるのか重くてどけようとした時だった。



「さすがに中学生はやばくね?」



私は布団から顔を出さず耳だけを傾けた。



「大丈夫だろ?やった事あるって言ってたし。」




私の話……?



「俺もう限界だわ」


「いや俺も俺も」




何の話…?



嫌な予感がした。

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