流れ橋
何せ、この性格。
何もないまま、恋は、
終わってしまっていた(笑)
笑っている場合ではない。
お節介朋子。
そのグループの中に、
わたしの好きな人は、
いないのに・・・(笑)
でも、ありがとう。
わたしは、朋子の先輩への恋を
これからもっと真剣に、
応援しようと心に誓った。
彼らを見てみると、
すでに書き終わって
いた。
わたしは、妙に緊張してしまい、
なかなか、取りに行けなかった。
グループ中の一人、
田中俊がわたしのところに来た。
「これ、書いたから」
「ありがとう。」
わたしは、慌てて受け取った。
その時、
田中俊の顔がくもって見えた。
彼は、何も言わず
教室からでていった。
わたしは、卒業アルバムを
そっと開いた。
青いペンで書かれた言葉。
【君は、負け犬やけど頑張ってね。上田隼人】
それだけ読んで、
急いでアルバムを
閉じた。
これは、永遠に消えない。
そう思った・・・。
それからは、どんなに
朋子に、せがまれても
決して、誰にも見せなかった。
何もないまま、恋は、
終わってしまっていた(笑)
笑っている場合ではない。
お節介朋子。
そのグループの中に、
わたしの好きな人は、
いないのに・・・(笑)
でも、ありがとう。
わたしは、朋子の先輩への恋を
これからもっと真剣に、
応援しようと心に誓った。
彼らを見てみると、
すでに書き終わって
いた。
わたしは、妙に緊張してしまい、
なかなか、取りに行けなかった。
グループ中の一人、
田中俊がわたしのところに来た。
「これ、書いたから」
「ありがとう。」
わたしは、慌てて受け取った。
その時、
田中俊の顔がくもって見えた。
彼は、何も言わず
教室からでていった。
わたしは、卒業アルバムを
そっと開いた。
青いペンで書かれた言葉。
【君は、負け犬やけど頑張ってね。上田隼人】
それだけ読んで、
急いでアルバムを
閉じた。
これは、永遠に消えない。
そう思った・・・。
それからは、どんなに
朋子に、せがまれても
決して、誰にも見せなかった。