流れ橋
今日みたいに天気も良く、陽射しが強い日に買い物を頼まれるなんて。さっさと帰りたいのに。わたしは、日焼けするのが気になって仕方なかった。
カバンから日焼け止めクリームを取り出して、全身に塗りたくった。
まぁ、買い物ついでに、アイスでも買って帰ろうかなと、呑気に考えていた。

また、この暑さだと、お昼ご飯を食べてから勉強すると、ねむってしまいそうなので、ご飯を食べたら少し寝て、それから勉強に頑張ろうと頭の中で、計画をたてていた。

わたしは、家の近所のスーパーに向かって自転車をこいだ。

やはり、風はあるものの、この陽射しはきつかった。

強い陽射しをうけて、腕がヒリヒリしてきた。太陽の光が、アスファルトに反射して、地面からも熱を受けていた。スカートからでている足を焼いている。
わたしは、汗で、ブラウスが体に引っ付いて気持ち悪かった。

やはり早く帰りたい。かなりのスピードで自転車をこいで、やっと近所のスーパーにたどり着いた。
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