流れ橋
「また、泣いてる。泣き虫。」姉は、そういうけれど、自分ではとめられないんだから。
本当に、今日は一日泣き通しだなと思う。
「いいんだよ。お姉ちゃん、みんなお父さんが悪いんだから。ごめんな。」お父さんは、掌に顔を埋め泣いている。
「みんな、大丈夫よ。生きてるんだから。でも、もう馬鹿なことしないで。ね、お父さん。」
お母さんは、そう言ってお父さんの手を優しくさすっている。
「みんな、本当にごめんな。」そういって、お父さんは、何度も謝った。
今日は、あまり刺激を与えない方がいいということで、姉とわたしは、あまり長くもいられず病室を後にした。
「お父さん、大丈夫かな?」わたしは、不安になった。何だか、とても弱々しくみえたから。
「大丈夫よ。帰りましょう。薬も飲んでるし、病院にいるしね。家より安全よ。」
わたしは、不安が残ったが、頷いた。
「そういえば、遺書どうするの?」
本当に、今日は一日泣き通しだなと思う。
「いいんだよ。お姉ちゃん、みんなお父さんが悪いんだから。ごめんな。」お父さんは、掌に顔を埋め泣いている。
「みんな、大丈夫よ。生きてるんだから。でも、もう馬鹿なことしないで。ね、お父さん。」
お母さんは、そう言ってお父さんの手を優しくさすっている。
「みんな、本当にごめんな。」そういって、お父さんは、何度も謝った。
今日は、あまり刺激を与えない方がいいということで、姉とわたしは、あまり長くもいられず病室を後にした。
「お父さん、大丈夫かな?」わたしは、不安になった。何だか、とても弱々しくみえたから。
「大丈夫よ。帰りましょう。薬も飲んでるし、病院にいるしね。家より安全よ。」
わたしは、不安が残ったが、頷いた。
「そういえば、遺書どうするの?」